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【30代男性】 ギックリ腰
2,3日前から腰が急に痛いとの事で来店されました。
以前からお見えになっている患者様です。
原因は少し腰に違和感があるのにトレーニングをしたからだそうです。
痛む動作は体を後ろに反らす動作と横への側屈動作です。
痛む箇所は仙骨といわれる部位に出ます。
こういうケースの場合は脚に原因があることが多いです。
そして急性期の場合には、なるべく患部は触りたくありません。
触診でチェックすると、大腿四頭筋と腸腰筋に問題がありました。
【治療内容】
腸腰筋・大腿四頭筋のリリース、大腿神経モビライゼーション、脊柱のマニピュレーション
術後は良好でしたが、完璧に治ったわけではありません。
自宅でのセルフケアをアドバイスして終了となりました。
【50代男性】 慢性腰痛
以前から慢性的に腰痛があったが、ここ最近酷くなってきたので診て欲しいということで来店されました。
症状は、座る瞬間や立ち上がり時に腰が痛いということでした。
長時間座っていても腰痛は出ないそうです。
姿勢をチェックすると、中年男性には珍しくかなりの反り腰です。
普段から散歩などをしてるので、特別太っているわけではありません。
動作チェックでは柔軟性の欠如がみられます。
考察としては腰背部、股関節周辺の柔軟性低下による筋膜性腰痛です。
【治療内容】
脊柱のマニピュレーション、マッサージ、ストレッチ、筋膜リリース、股関節モビライゼーション
慢性的な疾患に対しては自宅でのセルフエクササイズは必須です。
治療で一時的には良くなりますが、また直ぐに戻ります。
それではお金と時間の無駄ですので、エクササイズを処方します。
この方には腰背部・股関節のモビリティエクササイズ、ストレッチを行って頂きました。
週に1回の治療を6回ほど行い、殆ど症状も出なくなったので定期的なメンテナンスへ移行しました。
【30代男性】 ギックリ腰
初診の患者様です。
2週間前に急に腰が痛くなり、前屈や立ち上がる瞬間に痛みが走るとの事。
2週間前と比べても痛みが全然良くならず、日常生活や仕事にも支障が出ているので何とかして欲しいということで来店されました。
まず、前屈で痛む場合に問題となるのは下肢の張りです。特にデスクワークなどが多いと下肢の血流障害が起きますので、下肢の筋緊張により腰部が引っ張られて腰痛を招くパターンが多いです。
次に、立ち上がりの時に腰痛が出る場合は、腸腰筋と呼ばれる筋肉が固まって立ち上がる際に無理に引き伸ばされる事により痛みがでるパターンです。(下のイラストを参照)
動作チェックでは前屈時痛が強く出ていたので、初診時はそこの軽減に努めました。
【治療内容】
お尻、もも裏、ふくらはぎ、腸腰筋のマッサージやストレッチ、筋膜リリース、腰椎・骨盤の関節を矯正
2回目来店時は5~6割程良くなったと仰っていましたが、2回目の施術後は9割程改善したのでギックリ腰の治療に関してはこれで終了しました。
ギックリ腰の予防はセルフケアや定期的なメンテナンスが重要です。
ギックリ腰を繰り返す方、慢性的に腰が痛い方はご相談ください。
【70代男性】朝起床時の坐骨神経痛
先日、朝起きるとお尻に鋭い痛みが走ると訴える方がおみえになりました。
当店は初めての来店です。
症状が出だしたのは2ヶ月くらい前から
椅子から立ち上げる瞬間やベッドから起きる瞬間に痛みが走るそうです。
時には足まで痛みが走ります。
ですが、歩いても痛みは出ないそうです。
症状だけ聞けば完全に坐骨神経痛です。
整形学検査をしてもヘルニアや脊柱管狭窄症のも陽性反応は出てきませんでした。
触診ではお尻の筋肉や神経に鋭い圧痛があります。
つまり原因はお尻の筋肉と神経の緊張、圧迫、癒着です。
治療内容はお尻の筋肉、神経に対する筋膜リリース・神経リリース、脊柱の矯正をおこないました。
それを週1回の間隔で3回おこないました。
症状はほぼなくなり、結果は良好です。
再発するようでしたら再度来てくださいとお伝えしました。