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2023-02-20 02:15:00
【80代女性】 腰椎すべり症による腰痛と坐骨神経痛
腰椎すべり症で2回の手術後、足の痛みは殆ど良くなったがまだ歩行時に腰痛と下肢痛が残ってい
るので何とかしてほしいとのことで施術を行っています。
まず腰椎すべり症について説明します。
腰椎すべり症は名前の通り腰の骨の一部が前方に滑ってしまうことを指します。
下の図を見てください
腰の骨が前方にズレているのが分かると思います。これが腰椎すべり症です。
症状としては腰の痛みと坐骨神経痛が主訴になります。
特に立位時や歩行時に症状が出てきます。
手術の場合、前方にズレないように金具で固定するような手術になります。
先に紹介した女性の場合、腰を伸ばそうとすると腰痛や下肢痛が増強します。
なので腰部はあまり触りたくありません。
股関節の動きの回復を中心に施術を行い、筋肉・神経をリリースし疼痛の緩和をはかりました。
週1回の施術を3~5回行い、当初訴えた足の痛みはほぼ良くなりました。腰痛は残存。
恐らく痛み自体は今後、ゼロになることはないと思いますが以前と同じ生活レベルまで到達する事
を目標に施術を継続中で、現在は月2回の施術のペースになりました。
何か不調でお困りの際はいつでもご相談ください、お待ちしております。