ブログ
神経の負荷耐久性について
神経の負荷耐久性とは?
痛みやしびれがなかなか改善しない方の中には、「特に悪いところはないと言われた」「安静にしているのに良くならない」というケースが少なくありません。
その背景に関わっているのが、神経の負荷耐久性です。
神経の負荷耐久性とは、神経が刺激やストレスにどれだけ耐えられるかという能力のことを指します。
本来、神経は動き・圧・伸び縮みといった刺激を受けながらも、問題なく働いています。
しかし、何らかの要因でこの耐久性が低下すると、わずかな刺激でも痛みやしびれとして感じやすくなります。
なぜ神経の耐久性が下がるのか神経の負荷耐久性が低下する主な要因には、
・長期間の痛みや不調
・姿勢不良や同じ動作の繰り返し
・筋肉や関節の硬さによる神経へのストレス
・睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れ
などがあります。
例えば、腰や首の動きが悪くなると、神経は本来より引き伸ばされたり圧迫されたりしやすくなります。
この状態が続くことで、神経は「過敏な状態」となり、通常なら問題ない刺激でも痛みとして反応するようになります。
圧迫=痛みではない
重要なのは、神経が圧迫されている=必ず痛みが出るわけではないという点です。
神経への圧迫が痛みを必ず誘発するのであれば、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など神経痛が回復する事は難しいでしょう。
同じような状態でも、神経の負荷耐久性が保たれていれば、症状が出ないことも多くあります。
逆に、耐久性が低下していると、画像検査で明確な異常がなくても、強い不調を感じることがあります。
【回復の考え方】
神経の負荷耐久性を回復させるには、痛みを無理に抑え込むのではなく、神経にかかるストレスを減らし、少しずつ安全な刺激を与えることが重要です。
姿勢や関節の動きを整え、筋肉の緊張を緩めることで、神経は「安全だ」と認識しやすくなり、過敏さが徐々に落ち着いていきます。
【まとめ】
痛みやしびれが長引く背景には、神経そのものの弱さではなく、神経の負荷耐久性の低下が関係していることがあります。
神経が安心して働ける環境を整えることが、症状改善と再発予防の大切なポイントです。
