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2026-01-20 22:53:00

坐骨神経痛について

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坐骨神経痛という言葉は聞いたことある方は多いと思いますが、何が原因となるかを知らない方が殆どだと思います。

解説します。

坐骨神経痛は、腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出る症状の総称です。

特定の病名ではなく、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで生じる「症状名」であり、原因は一つではありません。

日常の姿勢や体の使い方に加え、いくつかの疾患が関与しているケースもあります。


 【腰・骨盤まわりの機能不全】

長時間の座り姿勢や姿勢の崩れにより、腰椎や骨盤の動きが低下すると、坐骨神経への負担が増します。
反り腰や猫背が続くと、腰椎の一部にストレスが集中しやすく、腰椎椎間板ヘルニアの発症や悪化につながることもあります。
ヘルニアでは、椎間板が突出して神経を刺激し、脚への痛みやしびれを引き起こします。


【筋肉による神経の圧迫】

坐骨神経はお尻の深部を通過するため、その周囲の筋肉が硬くなると神経が圧迫されます。
特に梨状筋が過緊張を起こすと、梨状筋症候群と呼ばれる坐骨神経痛が生じます。
このタイプは画像検査で異常が見つかりにくく、姿勢不良や長時間の座位が背景にあることが多いのが特徴です。


【 股関節・背骨の柔軟性低下】

歩行や体幹の動作では、股関節・胸椎・腰椎が連動して動くことで腰への負担を分散しています。
しかし可動域が低下すると、腰やお尻が過剰に動かされ、坐骨神経への刺激が強まります。
この状態が続くと、脊柱管狭窄症の症状を悪化させる要因になることもあります。
狭窄症では、神経の通り道が狭くなり、歩行時の痛みやしびれが出やすくなります。


【自律神経の乱れ・血流低下】

ストレスや睡眠不足が続くと自律神経が乱れ、筋肉の緊張が抜けにくくなります。
血流が低下すると神経の回復力も落ち、「安静にしても良くならない坐骨神経痛」につながります。
慢性化している坐骨神経痛では、この影響が深く関係しているケースも少なくありません。


■まとめ
坐骨神経痛は、腰の疾患だけでなく、筋肉・関節の機能低下や神経の回復力低下が複合的に関与して起こります。
痛みの出ている部位だけでなく、姿勢や体の使い方を含めて全体を整えることが、改善と再発予防の重要なポイントです。