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2024-06-30 23:22:00

【40代女性】 右側の肩関節痛 

半年ほど前から右側の肩関節が痛くなり、病院へ通院していたが治りきらないので当店へ来店されました。

病院で注射や痛み止め、リハビリを行い、痛み自体はかなり治まったようです。

しかし、肩関節の可動域や朝のこわ張り感、首肩こりが酷く、もう少し早く良くなりたいということで来店されました。

先に四十肩、五十肩について説明します。

下のイラストを見てください

肩関節のインナーマッスルとして腱板というものが存在しますブログ画像
この腱板というものに傷がついたり、断裂することによりまずは痛みが発症します。

とくに姿勢が悪い方は、背骨と肩関節との連動性が悪く、肩関節に負担がかかり腱板の損傷を発症しやすいです。

この初期の段階が一番痛みます。強い炎症を伴えば夜間痛が酷く、寝てられません。

その後、時間の経過とともに酷い痛みは治まりますが、次に拘縮期という期間に突入します。

これは、肩関節を動かすと痛むので、肩関節の中で滑膜というものが増殖し、肩関節を動かさないようにする生理的現象です。この時期は痛みと可動域制限を伴います。

次に、拘縮期が過ぎると回復期に突入します。

この時期になると痛みはないが固まっているという状況なので、完治は時間の問題です。気づいたら治ってます。

この患者様が来店された時は、拘縮期の真っただ中という感じでした。

目的は早く回復期に突入させることです。

【治療内容】
脊柱のアジャストメント、肩関節モビライゼーション、筋・関節包のリリース

自宅での必要なエクササイズも行って頂きました。

週に1度の施術を6回ほど行い、朝のこわ張りや肩こり、可動制限もかなり良くなったと思います。

患者様自身が、エクササイズに対して積極的だったのも大きな要因です。

我々、施術者が介入すると治りが早くなります。放っておいても良くなるといわれている、四十肩・五十肩ですが、自己判断に任せると年単位で苦しむことになります。

お困りの方はご相談ください。